2006年3月4日(土)11:33

『シュピーゲル』誌:欧州のキリスト教民主系議員はEU憲法の救済を図る意向

ハンブルク(AFP)

『シュピーゲル』誌によれば、ドイツ、フランス両国の議会ならびに欧州議会のキリスト教民主系議員は一連の懇談会を開き、頓挫しているEU憲法の再生を図る意向である。この計画にはフランスのジャック・シラク大統領、ドイツのアンゲラ・メルケル首相(キリスト教民主同盟)および他のEU加盟国の保守系首相が加わっていると『シュピーゲル』誌は土曜日の予告版で報じた。加盟25ヶ国の共同体の機能と基本権・市民権を定めた最初の二章については、政治宣言を付して「活性化」させ、あらためてフランスとオランダの国民投票に付す。一方官僚的な性質の強い第三章は両国の議会で批准させるという案が考えられている。

原題:"Spiegel": Christdemokraten in Europa wollen EU-Verfassung retten




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